男性への資格制限
2001年に保健師助産師看護師法が改正され、2002年3月より看護師、保健師と同様、性別による名称の違いを伴わない助産師へと助産婦から名称が変更された過程の中で、男性への助産師資格の開放に関して具体的な動きが存在した。しかし、分娩等に関わる助産業務の特殊性を背景に、男性が関わることへの「生理的な嫌悪感」や「妊産婦が助産師の性別を選択できる権利が保証されていない」などの意見が主張され、名称は変更されたものの男性助産師を認めることについては時期尚早として見送られることとなった。
男性助産師については、様々な立場から様々な意見が出されており、今もなお結論が出ているとはいえないが、男性助産師を必要とする世論が強いとは言えず、少子化や産科医、助産師の不足といった喫緊の問題への対応についての議論に話が移っており、2007年現在、男性助産師に関連した法案は提出されていないまま取扱いが継続している。なお、男性の産婦人科医はすでに多数存在している。